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昔ながらの療法

最近、鍼灸治療に注目が集まっています。 鍼灸治療を取り入れているエステサロンなども増え、特に女性客からの評判が高いです。 鍼灸師は、東洋医学に基づき、鍼や灸を使って人体のツボを刺激して病気を治療します。 鍼灸治療は、腰痛や肩こり、冷え症、ストレスなどに悩む人に対して、症状を緩和する効果があります。 鍼灸治療の歴史は、数千年前の中国から始まっています。 最初は、石で作った針を使用していましたが、金属文明が栄えるようになると鉄針が使われるようになります。 その頃から鍼灸の治療技術が体系化されていきます。 鍼灸術は、6世紀頃に仏教とともに日本に伝わり、奈良時代の記録に鍼灸師の記述が残っています。 そして、明治の初期くらいまでは、鍼灸治療と漢方薬治療が日本の医療の重要な位置を占めることになります。

明治以降、西洋医学が主流になりましたが、現在でも鍼灸治療や漢方薬を好む人は多いです。 1970年代頃から、鍼の臨床効果が科学的に解明され、鍼灸治療は、西洋医学界からも注目を集めるようになります。 1989年には、鍼灸用語が国際会議で正式に承認され、2008年には鍼灸治療で使われるツボの位置が国際的に標準化されます。 そして、現在では、鍼灸師による治療が有力な治療法のひとつとして注目されています。 統合医療は、将来の医療モデルと言われており、鍼灸治療は、統合医療の中で非常に期待されている治療法なのです。 そのため、日本の鍼灸治療の学校では、新時代の医療の中で幅広く活躍できるような鍼灸師を育成するために、幅広いカリキュラムを組んでいます。